柏対鹿島のゲームは後半残り数秒でマルキーニョスが劇的ゴールを上げて鹿島が勝ちました。震えましたね。
・チーム構成は似ている両チーム
柏は演出家フランサから全てが始まるチーム。彼頼みのチームではないのですが、攻撃の変化の多くはフランサが演出します。
鹿島の中心はトータルアタッカー野沢拓也。高い技術を持つ鹿島中盤でも一際目を引くプレーヤー。二列目からの的確な飛び出しや正確なキックで、得点機を作り出します。
タイプは違いますが、共に攻撃の中心を据えるチーム同士。中心プレーヤーの動きが勝敗を左右します
・前半は互角でしたが
スタッツなどはほぼ互角だとおもいますが、個人的には柏が飛ばしているわりには鹿島にうまくかわされていたように思いました。流れも悪くはないですが、鹿島がどっしりと自分たちのやり方で構えて戦っていたかと。
攻守とも運動量豊富な両チームでしたが、そうなるとやはり技術が安定感を支えることになり、鹿島が紙一枚分ずつ流れを引き寄せていたかなと。
・痛恨のパスミスとそれを狙っていた鹿島
前半四十分あたりで柏は中軸のフランサが痛恨のイエローで退場。横パスを鹿島青木にカットされカウンターチャンスを潰してしまったためでしたが、あれはもうしょうがない退場。一枚目が無用でしたね。
前半終了間際の時間帯でやや鹿島ペースだったのですが、一つのミスを逃さなかった鹿島の実力を見たプレーでした。あれは偶然ではなく、柏のボール回しに対して試合で初めて人数をかけたリスキーなプレッシングをかけたシーン。
その隙、見逃さず。好ゲームでの上位の力とはこういうモノなんでしょう。
・一枚減った柏は非常に厳しい中で逆襲を狙う
フランサ退場の後、柏は両ウイング中心に突破を仕掛けるしか手がありません。それでも菅沼や谷澤が非常に頑張っていたのですが、鹿島の冷徹な守備陣が崩れる気配はなかったです。マルセウのミドルがもう少し打てればなー。
・鹿島の攻撃を凌いだ柏も凄い
完全に引くしかない柏に対して、鹿島は両サイドにボールを振りつつ、バイタルエリアで二列目の選手とFWが入れ替わるなどしながら崩しを狙います。また、この試合野沢のキック精度がすばらしく、セットプレーでも後一歩というシーンを作り出します。
正直、柏があそこまで堪えられるとは思いませんでした。それくらい対応しにくい状況を鹿島が作り出していたと思います。なにより攻撃姿勢を作る前にボールに寄せられ常にプレッシャーをかけられる展開が柏にとって厳しかった。九十分まったく息をつける時間帯がなかったですから。
・あの時間帯にゴールを奪うのは強いチームでなければ出来ないこと
厳しい柏でしたが、集中力も気力も尽きることはなく堪え忍び機会をうかがいます。しかし、後半三十分を過ぎるとアフターファールでイエローが増えてきました。あれはもうしょうがないと思います。
後半ロスタイムが厳しい四分表示。鹿島はMFとSBを外してFW投入。
最後は競り合いからFW佐々木が抜け出し、最高の動きだしを見せたマルキーニョスが柏ゴールを揺らしました。自分たちのスタイルを崩すことなく、地力の差を最後の最後に見せた鹿島はやはり強豪です。
・上三つに食いつくのは大変
我らがアルビはホームで横浜FCに勝利し、四位に上がりました。しかし、勝ち点一差の鹿島は強い。ガンバと浦和もいうまでもなく、ここからさらに上に行くのは相当苦労しそうです。
夏からは総合力が問われる期間になります。ここからが本当の勝負であり、楽しみな時期になりますね。
しかし、今日の試合見た限り野沢が代表候補にすらかすらないってのはあり得ないな……。増田は華やかさと地味さを併せ持つ選手ですね。あとマルキーニョスイケメンやな。ゴールがゴールなだけにかっこよすぎ。




