日本代表は最終予選出場できて良かったですね。組み合わせは豪州・バーレーン・ウズベキスタンなど、個人的には色々難しいなと思う組み合わせになりましたが、勝ち抜いてくれると信じましょう。主力抜きのバーレーン戦はまだ見ていませんが……
Jリーグも再開し、上位と下位が超団子状態になっています。アルビはちょうど真ん中。上を見るか下を見るかはそのクラブの志次第ですが……すごく微妙です。
大久保のOA召集は拒否されたそうですね。反町監督はどうするんでしょうか?A代表の他のFWを連れて行っても五輪にフィットするかは何とも言えません。大久保が一番フィットしそうだったんですがね。OA枠の使い方については異論無し。
・二人のエース
さて、ユーロですが、ベスト4を見るとしっかりした内容の試合をしてきたチームが勝ち上がった印象です。イタリアやフランスは、勝者たる資格に欠けていたと言われてもしかたのない出来でした。
スペインは今大会大爆発のビジャが負傷欠場。フェルナンドトーレスに前線を託すとともに、シャビ・イニエスタ・セスク・シルバを中盤に同時起用します。色々と組み合わせで悩んでいたスペインでしたが、エースの負傷がシステムを固めるというのは少々皮肉ですね。個人的には初めからビジャのワントップで行って欲しかったんですけど。
ビジャは万能型FWでどんなサッカーにも対応できる選手です。おそらく世界でもっとも使い勝手の良いFWでしょう。ワントップでもツートップでも機能しますし、ウイング気味のポジションでもOK。技術力の高さがそういったプレーを支えていると思います。
フェルナンドトーレスはビジャと比較すると、フィットするシステムや戦術にやや偏りがある印象です。カウンターが得意で、豊かなスピードと抜群のボディバランスの良さから、難しい体勢からでもシュートを枠に打てる才能を持っていますが、連携面ではビジャに比べると物足りない感じ。
個人的にはビジャが好きなんですが、スペインだとトーレスの人気が高いらしいですね。本大会でビジャの評価が上がったとか。意外でした。
・ドイツの誤算
試合全体を見てスペインが完勝という流れでしたが、ドイツのボランチフリングスが肋骨骨折を推しての出場でパフォーマンスが良くありませんでした。中盤のボールポゼッションでスペインに劣るのは確実だったのですが、フィルターとしての役割を果たせず、ハードワーク出来ていたかという点でも疑問が残りますね。
また、両SBのパフォーマンスも良くありませんでした。この点はスペインと比較すると鮮明です。スペインのセルヒオラモスとカプテビラは攻守に非常に貢献度が高いプレーをしていましたが、ドイツは中盤で押されているせいもありSBが機能不全を起こしていました。
・スペインのマルコス・セナは注目株
ブラジルから帰化したばかりらしいマルコス・セナ。プレーを見るとボールを奪える上、パスの捌きがしっかりしていて、こんな選手がいたのかという驚きが。もしかすると、アンカーとしては現在世界最高の選手かもしれません。セナが安定してボールを捌けるので、スペインのシャビ・イニエスタ・セスクのポゼッションが非常に楽。いちいち下がる必要なくボールが前に出るのですから当然でしょう。日本代表で俊輔がいちいち下がってこなくていい状態です。
・相互補完型プレーヤー
シャビ・イニエスタ・セスク。三人とも攻守に貢献度が高く、得点能力もあるオールラウンドプレーヤーですが、何より凄いのは試合中にお互いの役割を変えることが出来る点でしょう。一人がビルドアップに動けば一人が前目に動き、カバーリングにかならず一人が入る。バランスが崩れることなく、高いレベルでプレーを安定させることのできる三人にドイツは対応できませんでした。
シャビのプレーには唸りっぱなしでしたが、見ているとイニエスタはややアタッカーより、セスクはカバーリング意識を高めにプレーしていた印象でした。個々の役割と能力、特徴を完全に把握したうえで、完全に信頼できてないとああいったプレーは出来そうにないですね。もしかすると、彼らの人間性がスペインの素晴らしいサッカーを築く最も重要な要素なのかもしれません。
・さて、夏が来るわけですが
Jリーグも熱くなってきました。なんせ、勝ち負け一つで順位が五つは動きます(笑)。見てる方としては上と下両方意識しないといけないので心臓に悪い。ま、いろいろ補強話も出てくるので気楽に待ってます。
にしても、フェルナンドトーレスのゴールはアンビリーバボーでしたね。あれは反則以外の何ものでもないだろうと(笑)人間かどうか疑いたくなりましたよ。どっちかというと、いままでのトーレスの大舞台への弱さ加減からなんかいまいちで終わりそうな気がしてたんですが、とんでもなかったですね。あれがビジャと組んで、後ろにイニエスタ・シャビ・セスクがならんだスペイン代表とW杯で当たりたいものです。




