ビールがよく進む試合でした。ええ、大瓶をダースで注文したとしても飲み干せる試合だったでしょう。それくらい、もう、なんというか…………
奇しくも、というか必然的にですが、「チェルシー対アーセナル」とは最悪の意味で対極の試合になってしまいました。選手の個性が集うチーム同士の激戦とは対極の、まあ、なんですか…………
とりあえず、岡田監督ご苦労様でした。後任の決定はなるはやで…………
・屍の山
全員死人のように覇気がなかったですねー。雰囲気のある選手がいない。疑問点山積みなんですが、いちいち突っ込む気力もわかない気持ちは理解していただけると思います。
基本、個人批判しないことを原則にしているつもりのこのブログですが、今回はどうにもなりません。以降は代表選手のファンの方は不快になる可能性が高いので気をつけて下さい。
・巻について
まず、ゴール前でボールを持とうとしないストライカーは論外。フル出場させた岡田監督も理解不能。ポスト出来ない、はたけない、身体はれない、開けない、崩せない、シュート打てないではお話になりません。とくにバイタルエリアで三回もパスをスルーしたシーンは、いくらなんでもなんだかなぁという気持ちにさせてくれました。
・大久保について
現チームで明らかに一枚格上の選手。故に周囲と噛み合っておらず孤立無援で機能しない。ムーブやはたきの意味を周囲の選手が全く分かっていないシーンが多すぎるし、そもそもパスが出てこない。しかも、ボールがそもそも上がってこないのでポジションがほぼ二列目だった。
唯一の決定機を作り出したことを見るまでもなく、今現在攻撃の中心にすべきなのはこの男のはず。
・玉田について
あの状況じゃどうしようもないわな。
・MF
・中村憲について
調子自体は良さそうだった。が、プレーの方向性が見えてこないし、パス精度が悪い。遠藤がいないのなら彼がゲームメイクしなければならないはずだが、そう言った意味では落第は免れない。あと、全体的に判断が遅い。
・山瀬について
ボールが来ない。それだけではなく、やはり構成力と言う意味ではポジション的に物足りない印象がある。巻、大久保との連携も悪かった。ボールキープやボールの散らしに参加するのは大久保より山瀬のはずだが、あまり見られなかったのも残念。そもそもボールが地面にある時間の方が短かった気もするが。
・安田について
空回りしてる。全体がぽん蹴り状態の中でなんとかつないで崩そうとはしていたが、中村ではなく鈴木サイドだったこともあり全くパス交換が出来ていない。また、WBとして守備にかなり不安がある。勢いはあるが、やっぱり経験不足の感も否めない。現時点で起用は疑問。左WBとしてなら、彼の前に試すべき選手が他にいると思う。
・鈴木について
少なくとも彼が起用されなければならない理由はなかった。一度も出場したことのない稲本と比較されどうだったのかは分からないが、個人的にピッチになにも残せていなかったように思える。
・駒野について
ビルドアップへの貢献が少ない印象。ボールを落ち着かせられていない。安田が逆サイドなので低めにポジショニングしていたが、そのポジションからあまりボールを運べていなかった。
現在のチームは加地より駒野の方がフィットするだろうが、個人的にサイドプレーヤーとしては加地の方が一回り上だと思っている。
・山岸について
彼がスタメンでなかったのが日本の敗因の一つ(知人いわく。肯くしかなかった)
・遠藤について
三次予選で一番厳しいと予想される試合で不動のレギュラーを外すことがそもそも理解できない。デメリットばかりを生んだ。
投入後はチームがパスをつなぎだしたのを見れば必要性はいうまでもないが、周囲の選手含めてもうワンランクアップを期待したい。現状だとやはり俊輔とは並び立てないだろうと感じる。
・DF
・中澤について
特になし。ある意味無難な出来。ただ、彼が不動という今のDF陣が非常にまずい状態であることはなかなか書かれていない。
・阿部について
DFとしてはアジアレベルでも不安がある。また、正確なキックはあるが展開力は絶無。「止めて蹴れ」ても「次何をする」か全くわかっていない印象を受ける。3バックでバーレーン相手にビルドアップできないなら、世界ではどことやっても厳しい。
・今野について
さすがにサイドを上がるわけにはいかなかったか。Jリーグ含めてDF陣全体の課題だが、ビルドアップに関してもっとしっかりしないとぽん蹴りサッカーになってしまうし、視野の広い選手が最近思い至らない。前はボランチだし、もっとパスさばきにも貢献して貰いたいところ。
・GK
・川口について
2006W杯豪州戦が脳裏をよぎったのではないだろうか。とはいえ、あのクロスに飛び出すのは理解できる。飛び出さなくてもAフバイルと高さ勝負だったので、しくじったのは結果論かと。
・チーム全体にいえること
・プレーが雑
チェルシー対アーセナルで書いた「止めて蹴る」「次何をする」といった要素が薄すぎました。これは選手にも問題があると思います。が、なにより監督がそう言った意識を植え付けていないことが問題。ぽん蹴りサッカーはごめん被りたい。
・先の展開を作っていけていない
プレーの先を読む選手はジーコ曰く「そんなやつがいたらお目にかかりたい」そうですが、プレーの流れを作っていくことは可能なはず。意図を感じないプレーがあまりに多く、意志疎通が取れているのか分かりません。
・落ち着かせる、駆け引き、などを見直す不十分な体制でボールを前に蹴っても大きな効果は望めません。チェルシー対アーセナルでのチェルシーのロングボール戦術も、きちんとあらかじめいくつかの狙いを作った上で放り込んでいます。そのためにはチームに落ち着きが必要なのですが、後ろの五人が常に後手後手だった昨日の試合で望むべくもなく。
単調なパターンだけで勝てるのなら、ビッグクラブは常にナンバーワンです。そうでないのがサッカーであり、そこが視聴者にとっても魅力のはずです。
・代表の今後について
今回のバーレーンの出来も相当に悪いものだったと思っています。その相手にチャンスを作れず負けた日本の現状は暗惨たるもの。今のままでは希望の光など射し込むはずもなく、ただ暗やみに包まれ滅びるでしょう。
Jリーグで活躍する良い選手と、実績のある選手をきちんともう一度見直し、基本的な王道サッカーに取り組むべきじゃないかなと思います。
……にしてもね、いくらなんでもひどすぎるにもほどがあるだろうと思いますよ。




