・フラットシステムとT字システムは無理?
あくまで私見です。数々の可能性が模索され、消えていくサッカーで、今現在フラットシステムとT字システムを機能させることは難しいと思います。このシステム考察シリーズで述べた、攻守比率・選手のスタイルの組み合わせから、なぜ機能しにくいか考えてみます。
あくまで私見です。
・もっとも基本的な4−4−2フラットフォーメーション
FW FW
(8・2)(8・2)
MF MF MF MF
(5・5) (5・5) (5・5) (5・5)
DF DF DF DF
(2・8) (2・8) (2・8) (2・8)
GK
MFが全員フリーポジション。攻守両面の比率を5・5にするフラットシステム。現代サッカーではまず敷かないシステムです。
理由は、フィールド全体に均等に支配力をかける事を目的としたシステムであり、それ故に長所がないからです。どういう風に有利局面を作るかという戦術に対して、まず勝てないでしょうね。チェルシーでもこのシステムでは相当厳しいと思いますよ。
OHやSHといった風にポジションが細かくなっていることは、選手のスタイルとも無関係ではありません。選手の能力を最大限に引き出すにはどうするかということを考えて、ポジションがあるのです。このフラットシステムでは、理屈の上で、全ての要素を兼ね備えた選手でなければ起用できないでしょう。
・T字型システム
フラットシステムはまず無理なのですが、T字型はまだやりようがあるかもしれません。もっとも、カウンター中心になりつつある現代サッカーでやるような男気のある監督はいるか分かりませんが。
・フォーメーション
FW FW
(8・2) (8・2)
SH OH SH
(6・4) (6・4) (6・4)
DH
(2・8)
SB CB CB SB
(1・9) (1・9) (1・9) (1・9)
まあ、見たまんま攻守分担システムなんですが、バックラインと前線の間延びが容易に想像できてしまいます。鬼神のようなDHとDFがいないと無理でしょうね。
二列目の選手をどうしても守備的にせざる終えず、守備的SHを二列目で使うという謎な起用になってしまいます。素直にダイヤ型にするのがベター。
我らが日本代表は、いままでの運用を見ていると、もしかするとこの先T字システムを使うかもしれません。ワンボランチシステムが多いですしね。それについてはまた今度。
仮にやるとして、一言だけ言わせてもらうと、その起用方法は選手を最大限に生かすものではないのでは? と思います。
・駄文にお付き合いいただいた方に感謝を
あっという間に1000ヒットしました。本当にありがとうございます。
サンプルになりそうな試合があったり、思いついたらちょくちょく見解を書いたりするつもりですが、限りない可能性の枝を一本一本見ていくようなものなので、言うことが矛盾することもあるとおもいます。
まあ、今回は触り程度。今後は他のシステムとの兼ね合いなどを中心に考察していきます。4−4−2は奥が深いですよ、自分でも底がまったく見えないくらい……
ブログランキング・人気blogランキングに参加中。百位以内にこんなに早く入るとは……三ヶ月はかかると思ってました。重ね重ねありがとうございます。




