・パラグアイ戦は双方点が入る気配に欠けたまま0−0で終了。日本はキリンカップ連覇。前半半ば当たりから見始めたのですが、4−5−1にした理由がよくわかりませんね。伝統的に守備重視のパラグアイ……しかも結構試合する頻度は高い相手なのですが、今回のパラグアイはちょっと酷かった気がします。まあ、二軍以下のメンバーらしいですけど。攻撃でのアイディアが無さ過ぎで、ロングボールしか攻めてがなかった。
・岡田ジャパンの出来について<4−5−1>
巻
中村憲 山瀬 中村俊
鈴木 遠藤
長友 寺田 田中 阿部
楢崎まず、巻のワントップという点で無理があります。日本で世界レベル相手にワントップで機能する選手は今のところ柳沢のみ。可能性がある選手として前田くらいでしょう。この試合でもポストプレイでの落としがまったく出来ていない巻がいつまでも使われるようでは……。巻に限らず、プレー精度の低いFWはワントップはつとまりません。極端に高さに強い等の武器が無い限り。
さらに言うと、この試合では
鈴木の出来が論外でした。まったくパスが繋がらない。なので遠藤が下がることになるのですが、長友が結構仕掛けるので阿部とバランスが取れて……という机上の理論は成立せず、パラグアイの早いプレッシングでハーフライン辺りでのボールロストが多かったです。個人的にあそこでボールを奪われるのはSBとして最悪に近いプレーだと思うのですが、まあ長友だけの責任ではないですけど。
鈴木がダメダメなため、憲剛と遠藤、さらに俊輔まで下がってゲームメイクをすることになります。俊輔を下がらせている時点で日本のビルドアップは上手くいっていない証拠なのですが、山瀬も中盤で上手い動きを見せているかというとそうでも無かったですね。パラグアイは最終ラインの動きが上手く(なんせ相手が相手だからね)一発で裏を狙うようなプレーはさせてくれません。
・中村俊輔の格の違い正直、他の選手とはプレーレベルに差がありすぎるくらい、見ていてプレースピードが違うように思えたのですが、どうでしょうか。攻撃の時パスをはたいた瞬間次のプレーに移行していますし、常にビジョンを持ってプレーしています。キック精度の高さは言うまでもありません。
パラグアイは常時三人マークでしたからね。あれだけ相手を引きつけているのに、他の日本の選手にパスコースを造ろうとかフォローに入ろうとかする動きが無かったのはとても残念かつ、レベルが違うのだろうと思わざるをえませんでした。
・後半は「個の力」ではなく「個人技の力」後半、コートジボワール戦に近いメンバーに変更してきた岡田監督ですが、まず松井をトップ下に入れて山瀬を左に移動させます。ここが一つ疑問で、松井はパスで崩す選手ではなく正直サイド以外怖くて使えないと思うのですが、どうでしょう。山瀬は出来がいまいちでしたが、もともとこちらは中央でしか活きにくいと思います。同時起用そのものが個人的に疑問ですけれど、同時起用するなら松井がサイドに行くべきかと。
後半途中から入った長谷部は右サイドに攻め上がることが多いです。俊輔は中に入る動きが上手いですし、この二人の連携は今後熟成させていって欲しいところ。
個人的には後半のサッカーは行き当たりばったりの選手個人に頼ったサッカーに見えました。決して相互理解の元、選手力を「活かす」サッカーではなかったかと。点が入る匂いはしませんでした。
・両SBについてまず期待の新生長友についてですが、個人的には現時点ではかなり経験値不足、プレー判断の悪さ、実際のプレーで成果を残していないなどあまり評価は高くありません。良い動きはしているけど……という感じ。オシムの時はそれで良かったのかもしれませんが。
岡田監督は左SBにアタッカーに近い動きを求めているようで、たびたびビルドアップの時アタックを仕掛けているのですが、ハーフライン付近で仕掛けてはボールを奪われています。これが大減点かと。また、遠藤がカバーリングに下がるケースが目立ち、全体的に好影響を及ぼしているとはいえないでしょうね。
次に右SBの阿部ですが、やはり無難と評価するのが妥当かと。左SBの長友がアタッカーの役割も担うため、右SBは必然的にバランサーにならざるをえません。守備面で言えば特に不満はなく……などというわけはなく、一対一で裏に走られて俊輔がカバーに入るシーンが何度かありました。あれはSBとしてはまずい。
負傷持ちなので今は無理しないで欲しいですが、やはり現状ベストは加地。攻撃面での貢献度がかなり違いますし、なんだかんだ言ってビルドアップでもミスが少ない。右SBは日本では加地が間違えなくベストです。
・なぜ4−4−2を最初から試さなかったのか?パラグアイ戦での最大の疑問がそこです。現状さすがにワントップなどと夢見ているわけもなく、オマーン戦はホーム&アウェーで絶対勝利が求められる状況。奇策に出るよりも絶対能力の違いを見せつけるのが確実なわけで、そのために4−4−2でベストメンバーを組むと思っていたのですが、意外なことにほぼスタメン総取っ替えと、テストマッチとして試合を使ったわけで。
何ででしょうね?自分にはわかりません。
・大一番になってしまったオマーン戦に向けてまあ、俊輔いればまず大丈夫だと思いますが、前回のように奇策に走って自滅する馬鹿で無様な試合だけは御免被る。あれは日本サッカー史上最低の試合。
今回はオーソドックスに正面からぶつかっていく試合をして欲しいですね。ではこんなところで。
にしても、ホントにゴールの匂いがしない試合でした。やっぱまず点を取られないことから逆算して理論組んでるのだろうかな? そうとしか思えないのがどうしようもなく気持ちを暗くさせてくれるのですけど……


・コートジボワール戦は玉田のゴールで1−0勝利。見事な玉田のボレーが決まり、地元の名古屋サポーターは喜ばしかったと思います。試合自体は特に荒れる要素も目を引く要素も少ないまま九十分流れ、親善試合らしい親善試合となりました。
いや、言うまでもなくコートジボワールはせいぜい五十パーセントの出来でしたが。
・新戦力の評価はいかに?個人的な見解ですが、松井はまあまあ、長谷部は合格、長友は失格、という感じでしょうか。松井は現代表だとスタメンは難しい(厳しいではなく難しい)選手。長谷部はドイツでかなり伸びているようですね。今後はますます期待できそうです。
残る長友のパフォーマンスがよろしくないように見えた理由は、以下。
・正確なプレーに欠けたこと親善試合モードのコートジボワールのプレッシングで、試合の後半ペースダウンを余儀なくされてしまった日本代表。今の代表にはフルタイムを戦う戦略や駆け引きといったものが欠けています。(これはオシムがアジアカップを落とした要因でもあり、重要な課題の一つだとも思うのですが、どうも代表委員会はそう思っていないのでしょうか?)
そういった代表なのですが、コートジボワールペースになった時間帯で迂闊に仕掛けボールロストをした左SBのプレーは正直かなりまずかったです。また、同じ時間帯にパスミスを繰り返したのを見る限り、まだ代表レベルで起用する選手には至らないかな、と思いました。
遠藤がかなり気を使ってカバーリング入っていたようですし、もともとそういうシステムなのかもしれませんが、ボールを運んだり仕掛けたりする役割を担うなら他にもっと良い選手がいると思います。
・課題が見えない怖さ長友のプレーは個人的にはかなりまずいように思えたのですが、相手のコートジボワールの手抜き加減でそれほど何度も見られたわけではなく、及第点を与えることは出来るミスだったとも思います。ただ、今日のプレーで及第点だとすると、アジアのファウル覚悟のタックルやアンフェアジャッジと当たったときどうなるのか、考えるだけで怖いですね。
今のところだと駒野に左サイドをやってもらうのがベターでしょう。長友は今後に期待できると思いますが、まだ現状は早い。右サイドの加地がいなくなったのは本当に痛すぎますが、まあしかたないですね。
チーム全体としても、かなりゆるゆるなコートジボワール相手にボールを運べなかったり、結構簡単にバイタルエリアに侵入させたりと課題が散見していました。特に、バイタルエリアに何度も侵入させたのは、システム的に考えてもまずい課題だと思います。
・松井の難しさ海外組として活躍している松井ですが、個人としてみると文句なく代表レベルです。しかし、選手のスタイル的にどうにも代表チームに組み込みにくい印象を受けます。今日の試合も前半活躍しましたが、後半はチームの低調に合わせてしまいましたし、活躍する時間はあれど試合を通じて活躍する選手でもないと感じました。スーパーサブとしての起用が良いんじゃないかと。
・方程式には当てはまる友達と話していたら、
「岡田はまだ3ボランチやりたいのか」と言っていました。理論上問題ないシステムと選手構成なのですが、一貫性という言葉はどこかに飛んでいっていますし、個人個人のプレーを考えると必ずしも噛み合っているとはいえません。
方程式にも美しさを求めるブラジル的な感覚に興味を示すことも必要なのではないか。と思いますがね。アルビを見ていると、ほんと切実に感じるんですが。矢野とアレッサンドロを比較すれば技術はともかく、フィジカルは完全に矢野のほうが上です。しかし、結果はいうまでもなく、そこがブラジルの強さであり日本の弱さなんでしょう。
方程式に書き込む文字の形まで拘るブラジルの深さは美学だと思いますが、方程式に書き込まれたことを機械的に繰り返すのが日本の良さかと言われたらそれは違うだろうと思います。方程式の中身をより良くするのが日本の良さなのではないでしょうかね?


・CL決勝が終わりましたマンUがPK戦を制しプレミアリーグとの二冠を達成しましたね。運命のキッカーとなったのがCロナウドとテリーだったのは象徴的でした。
結果的にドログバの退場がマンUとチェルシーの今シーズンの差。チーム内でのフラストレーションや、試合でのある意味信頼が目に見えない差になったのかもしれません。
・日本代表メンバーGK:
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎F)
DF:寺田周平(川崎F)
中沢佑二(横浜)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
井川祐輔(川崎F)
長友佑都(東京)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
MF:中村俊輔(セルティック)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎F)
松井大輔(ルマン)
鈴木啓太(浦和)
山瀬功治(横浜)
今野泰幸(東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
FW:高原直泰(浦和)
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
前田遼一(磐田)
大久保嘉人(神戸)
矢野貴章(新潟)*安田はケガで離脱
・加地の代表引退について一言いやー、そりゃいやにもなるでしょうよ。現時点で内田を主軸にするんですからね。もっとも必要な選手が不在になったことに岡田監督は気づいているんでしょうか? 3バックだから駒野で良い? 加地は日本のサイドプレーヤーでは格が違うと思うんですがね。
・若手選手についてとりあえず目を引く若手は香川、長友、安田、内田、あたりでしょうか。長友は左サイドでの起用が濃厚らしいですが、プレーはどうなんでしょう。
まず言いたいのは、五輪での結果を出すほうが先ではないかと思う選手が多いことです。香川はそうですし、長友も五輪代表確定かと言われると疑問。安田、内田はわからないでもないです。
焦ってA代表にあげる意味はありませんし、経験を積ませる余裕なんか今の代表にはまったくありません。実力がどうかということが全てです。そう考えて彼らが代表にふさわしいのでしょうか。
・召集されたベテラン選手についてというか、川崎のDF二人のことですがね。どういうフォーメーションを考えているのかなど知るよしもありませんが、川崎のDFは基本的には3バックのCBです。中澤と闘莉王もどちらかといえばそうで、4バック中心の内田や安田を入れている現状を考えるといまいち召集意図が読めません。
・海外組みについてまあ、呼ばれて当然のメンバーですが、松井がどうなるのかなというのは注目。というのは、さすがに3ー5−2で俊輔と併用するのはギャンブルだろうと思うので、必然的に4バックになると思うのですが、前述したとおりDF陣は3バックのほうが良さそうなメンバーなので、どうするんだろうと。
個人的にはヴォルフスブルグで健闘している長谷部に注目。
・矢野を使う気なんて無いだろ?東アジア選手権を見ていた感じでは、現状の矢野は紅白戦要員以下の扱いかと。まあ、岡田監督に使いこなせるとはとても思えませんが。
FW陣はとりあえずただの放り込みでは機能しなさそうな選手ばかりですが、どうするのでしょうね。後、なんで巻が呼ばれているのか不思議です。
・どうするんだろうばかりではなんなので。ほとんど愚痴ばかりなので、こうしてみたらどうよ、というのを書いてみます。
<4−4−2 逆台形>
大久保 前田
松井 中村俊
長谷部 小笠原
駒野 中澤 闘莉王 加地
楢崎こんな感じで。今の小笠原呼ばれないのはどうかなと思います。後、名古屋の小川良純は呼ばれるモノと思っていたのですが、呼ばれませんでしたね。今期のプレーはかなり目を引くと思いますが。
しかし、こう見てみるとバランスがいまいちよろしくない。何より試合をコントロール出来なさそうですね。
コートジボワールはそれなりのメンバーでそれなりのモチベーションで来てくださる様子。それなりの試合を見せて欲しいですね。


・欧州各国のリーグが終わりを迎えています。Jリーグが本格的に盛り上がりを迎える頃に、欧州各国は終わりを迎えますが、今年は各リーグがほぼ予想通りの結果で終了することになりそうです。ほとんど試合見ていないので結果から感想を述べるしかないのですが。
共通しているのは、ビッグクラブの活躍と中堅の不甲斐なさでしょうかね……
・ドイツはバイエルンミュンヘン!百億補強できっちりと結果に結び付ける当たり、堅実経営を続けていたフロントの実力といえるのではないでしょうか。リベリー、トニ、クローゼはシーズン序盤から活躍しましたし、特にリベリーは欧州でもベストイレブン候補。神童トニ・クロースなどの若手とベテランの層のバランスも良いです。順当な優勝といえるでしょうね。他のクラブは残念でしょうけど。
来年のバイエルンはすでにガットゥーゾ獲得などの噂が立っていますが、どう動くかは注目です。そんな大暴れはしないと思いますが、堅実に主力を増やす補強をするのでは?
上位だとファンデルファールトが移籍確実なハンブルガーSVがどう穴埋めをするのかが気になります。ゴール・アシスト数がチームの大半を占めている選手ですからね。代わりはいないと考えたほうが良いでしょう。
・フランスはリヨン!強すぎるぞリヨン!……と言いたいところですが、若きエースベンゼマはともかく、さすがに停滞感が否めないシーズンだった気がします。放出が多かったわりに、補強が上手くいきませんでしたからね。チーム経営的にはどうだったんでしょう。
ナンシーが驚きの三位フェニッシュでしたが、正直リヨンの連覇記録はライバルクラブの衰退も大きく影響しているような気がします。危なげなく優勝し続けているリヨンの努力は相当なものだとは思いますが、いくらなんでも勝ち続けすぎじゃないかと。
来年辺り、新興クラブが優勝争いでリヨンを倒すみたいな感じになると、群雄割拠化しておもしろいのでは?
・リーガはレアル!バルサは三位で終了
とりあえずシェスター監督が当たったというのがレアルにとって一番大きかったですね。といっても、今までの監督がダメだったとか言うわけではなく、選手層とマッチした志向の監督だったということです。CLの早期敗退は残念だったでしょうけど。
しかし、今シーズンは若手中心補強ながら、来期は主軸のカンナバーロとファンニステルローイの移籍話が持ち上がっているなどオフシーズンは課題が多い印象。ドログバ獲るという話もありますね。ただ、今の戦力のままだとCLではライバルクラブと比較してちょっとパンチが弱いかなとも思います。
二位のビジャレアルはフロントの優秀さが垣間見えます。リケルメだけはどうにかならなかったのかと思いますが。来シーズンはまず引き抜きをどういなすかから始まりますが、大崩はしないのではないでしょうか。
三位のバルサはライカールト監督が退任。まあ、仕方ないでしょうね。偉大な成績を収めたことは疑いありません。後任はB監督のグアルディオラで、内部昇格となりますから、おそらくある程度若手主体で補強も最小限ですますのではないでしょうかね。基本的には継続路線でしょう。アンリがどうなるのかが最大の注目。個人的には4−4−2にして欲しい気もします。
がっくりが言うまでもなくバレンシア。内部崩壊でフロントと選手が完全断裂+監督も信頼感マイナスではまともに試合になるわけがなく、当然サポーターとも衝突。つうかジュニアユースからチーム一筋の生え抜きの中核を問答無用で飼い殺しとか、んなことすれば崩壊して当然。理由もなんかまず話をしろよ、というものでしたしね。良く残留できましたよ。
来シーズン、出て行きたがってる選手が全体の四分の三らしいですが、どうなりますかね?
・プレミアはマンUが充実の連覇!二位はチェルシー
優勝したマンUは戦績も内容もまさに王者たるにふさわしかったです。プレミアリーグ全体も今年は非常に充実したシーズンだったと思いますし、ファンにはたまらなかったのではないでしょうか。MVPのクリスティアーノ・ロナウドは今もっとも輝いている選手といえます。一番凄いのは、負傷無しでシーズンを最後まで戦い抜いたことでしょう。あれだけ削られるポジションでケガがなかったのは本当に凄いです。ただ、来シーズンはオーウェンよりDF補強したほうが……
二位はチェルシー。モウリーニョ解任から波乱で始まったシーズンながら、グラント監督が頑張った様子。ですが、微妙に歯車が噛み合ってなかった気もします。アネルカなどの補強が効いたことなど、選手が頑張っての順位かなと。
三位のアーセナルは序盤はスーパーな試合内容で独走でしたが、若いチームの弱さか失速したときに踏ん張れなかったですね。エドゥワルドの負傷も痛すぎました。微妙にFW陣が噛み合っておらず、メンタル面での強さを随所に見せたものの、最後は総合力で敗れました。来シーズンはフラミニの穴埋めからスタートです。
四位はリバプール。リーグ戦では定位置。このチームはやはり勝ちのイメージが上位三チームと比べて弱い印象を受けます。来シーズンはクラウチが放出濃厚ということですが、ジェラード中軸の中盤に彼と並ぶ大黒柱を立てるか、フェルナンドトーレスと並ぶ主砲を備えるかしないとリーグでは難しいままかもしれません。DFの顔ぶれ来シーズンは少し変わりそうですね。
個人的には来シーズン注目したいのはトッテナム。クロアチアの若き天才モドリッチが加わり、ファン・ラモス監督の手腕はシーズン途中で十二分に発揮されていましたから、良い補強をすればかなり食い込んでくるのではないでしょうか。
・セリエはインテルが決まらない……残りの注目はイタリアですが、独走だったインテルがなぜか優勝を決めきれず苦戦しています。なんか妙なところで勝負弱いクラブで、最近ではCMですら思いっきり悪役なんですが(笑)セリエでは主役のはず。来年のCLに弾み付ける意味でも優勝を決めたいでしょうね。
二位はローマ。今欧州でもっとも魅力的なサッカーをするクラブと言われています。最後の最後でおお外一気を決められるでしょうか。
三位はユベントス。八百長やら色々とあくどいことをした罰を受け、昇格してきて一年であっさりとCL出場権を獲得してしまいましたね。今期はデルピエロが大活躍だったらしいです。
四位争いは最終節でフィオレンティーナかミランかが決まります。フィオレンティーナはムトゥが獅子奮迅のスーパーマン状態らしく、完全に彼のチームになっている感じ。ミランはアレッシャンドレが出場し始めてから調子を取り戻し、最後の最後でCL出場権内に迫りましたが、どうなるでしょうか。フィオレンティーナが有利なのは間違えありません。
ミランは来シーズン大改革確実で、まずフラミニを獲得。ロナウジーニョもかなり濃厚で、ルシオ、アドリアーノなどの名前も上がっています。つうかブラジル代表かい。
監督はアンチェロッティの続投が有力ですが、なんかジーコとかいう噂も。副会長がかなり推しているという話を友達が言ってましたが……どうなるでしょうね?
さくっとまとめてみました。オフシーズンの話はまた今度すると思います。今年は大移動が起きそうですからね。でも注目はやっぱミランになりそう。ロナウジーニョ・アドリアーノ獲得して監督ジーコだったらどんなサッカーやるかだけでわくわくできそうです。


テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ
・前節快勝の新潟と大敗の磐田の試合は、1−0で新潟が勝利!ダヴィの残念な退団があったのですが、彼が退団する理由はJリーグにフィットできなかったという理由だけです。なれてくれば活躍できる確信があっただけに、仕方ないと分かりながらも後ろ髪を引かれてしまいます。
対照的に、着実にJリーグにフィットしてきている
アレッサンドロはこの試合で
大活躍。ポストして良し、プレスして良し、シュートして良しと言うことありませんでした。まだまだ連携が組上がっていない印象ですが、着実に良くなってきています。大宮戦で見ただけですけれど、やっぱセンスは抜群です。この試合でも絶妙のヒールパスやスルーパスを見せていましたし、周りを使うプレー一つでもしっかり創造性を見せてくれます。今後がますます楽しみ。
ではレビューへ。
・磐田の3−5−2システム 中山 萬代
西
村井 駒野
上田 犬塚
茶野 田中 加賀
川口このようなフォーメーションだった
磐田ですが、人的配置だけを見れば
カウンターにフィットする配置になっています。トップ下の西は流動的に動きますが、つなぎ役やポスト役ではなくアタッカー。犬塚は元々DFですし、上田も攻撃的ボランチに分類される選手ですが、ポジショニングは基本下がり目で、押し上げとともに上がっていくタイプです。
基本的には両サイドアタックを中心としつつ、素早く空いてライン裏を狙うサッカーをするのかな、と思っていたのですが、前半磐田は
つなぎ中心で新潟と相対します。主に村井を使いサイド突破を仕掛けるのですが、得点には結びつかず。
・新潟の3バック殺し アレ 矢野
松下 リシャルデス
寺川 千葉
松尾 永田 千代 内田
北野新潟はいつも通りの陣容。最近の試合では失点しないところを重要視しており、ラインは低めで
両ボランチもまず守備を意識したポジショニングを取っています。昨シーズンに比べて両SBも常時オーバーラップするのではなく効果的なタイミングで上がろうとしている印象。
磐田はカウンターに向いた人材配置なのですが、新潟が引いているため
ポゼッションで崩そうとします。しかし、最後の部分で特に中央からの崩しのイメージが無く、寺川千葉のボランチが壁となって攻撃をシャットアウト。カットしてからは前線の四人で手数をかけず素早く前にボールを送るサッカーを実践していました。
前線の攻撃イメージは固まっており、
3バックの横のスペースとバイタルエリアを狙うというのがはっきりしていました。磐田守備陣はスピードに欠けるので、アレッサンドロがポストプレーで相手を吊りだし、矢野とマルシオが縦に動くシーンが多かったです。アレッサンドロの落としは非常に創造性に富んだプレーで、なおかつ正確。いくつも唸るプレーがありました。また、矢野はDFを背負いつつ半身を入れた状態で、ボールを受けるワンタッチ目で前に出てかわそうとするプレーをやっていましたが、あれは非常に良いです。贅沢言えばもうちょっとダイアゴナルランの質とクロスボールに合わせることをやって欲しかった。
矢野とマルシオが徹底して3バックの脇を狙うのですが、それに対する
磐田の対応が遅れた印象がありました。システム的にサイドで数的有利と不利が出来るのは必然ですが、あれだけ対応できていなかったのを見ると今後4ー4−2のチームと対戦したとき、特に名古屋あたりには今日みたいな対応だとかなり苦労しそうな感じです。連戦の疲れはあるとは思いますけど。
・選手力の違い矢野とアレッサンドロはたびたび前線からチェイシングでボール奪取に貢献していました。アレッサンドロは二度もDFからボールを奪ってチャンスに結びつけています。
一方の磐田は正直FW陣のチームへの貢献は薄かった印象。運動量もですが、効果的な仕事と言う意味でアルビFW陣とは差があったかと。まあ、FWだけのせいでは無いのですが。
後半、前田が入ってからはまったく別のチームになりました。つなぎの出来る前田が入ったことでカウンター以外の攻撃も出来るようになり、決定機も作りました。やはり選手の質の違いというのは大きいです。内山監督にはおそらく前田が入った時のイメージが強いのでしょうね。
・新潟鈴木監督の柔軟性本来、鈴木監督はアグレッシブなポゼッションサッカーを志向する監督ですが、今の新潟の選手を見る限り正直ポゼッションサッカーをするには技術力が足りません。今後の最重要課題の一つです。しかし、鈴木監督は守備システムもきちんと的確に修正しますし、選手のスタイルにも合わせたサッカーを構築できる監督。なかなか平凡ではない監督だと思います。
まあ、さすがに本間でなく寺川を起用して、あらかじめ堅守速攻の体制を築き、磐田がポゼッションで攻めざるを得なくしたとまでは考えないですが。ジュビロのイメージは
ショートパスによるポゼッション中心のサッカーなのですが、今日の試合のスタメンはカウンターが向いている人材。適切な方針を見極められていない印象です。波が激しいのもそのためでしょうか。前田が常時出場可能になれば非常に大きいと思いますが、意外と中盤のタレントが画一的なため、変化を付ける存在が前田しかいないのが磐田の課題です。
・上昇気流を感じるアルビレックスついに本領を発揮し始めたアレッサンドロ。いやー、エジミウソンもかなりのFWだと思っていましたが、ブラジルと言う国は心底恐ろしい国ですね。アレッサンドロのプレーは奥が深いです。エジミウソンとは違って、駆け引きや読み合いも駆使するタイプの選手ですが、ポストプレーでも裏を付くことを常に考えて狙っているため、ゴール前で単純に仕掛けたときも相手のDFが対応で後手を踏むシーンがいくつかありました。
今日の試合は全体的に出来がかなり良かったのは確かですが、この調子でいけるなら昨年の順位はねらえると思います。補強はボランチを絞っているらしいですし、期待できます。それではまた。


テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ