Romantic-Reason

サッカー好きの独断と偏見にそった試合評中心なブログ。戦術についてもやる……かも。

今年を振り返って

・皆さん良いお年を
さぼりまくりですみません。
終わりよければすべてよし、ではありませんが、今年の締めくくりとしてジャンル分けして一年を振り返りたいと思います。

・Jリーグ 鹿島大逆転優勝
今年のJは鹿島の大逆転が一番のニュースですね。序盤に出遅れ、補強選手がフィットしない&主力の怪我などのトラブルを抱えながらも、まさにクラブ一丸となった戦いぶりで浦和を差しきった図太い強さは圧巻でした。

残念だったのは、個人として引き込まれるような選手が少なかったこと。良い意味でも悪い意味でもチームとして争った一年だったような気がします。どっちかというと、悪いほうの比重が大きかったでしょうか。

・日本代表 アジアカップ三連覇ならず4位
二連覇中の日本は、中村俊輔や高原などベストメンバーを組み東南アジアに乗り込むも、サウジアラビア・韓国に相次いで敗れ4位に終わりました。非常に残念な結果であり、現に本題表の実力と問題点が大きく浮き彫りになった大会でした。

危なげないGL突破やオーストラリアに競り勝つなど、良い試合内容もあったわりにネガティブなイメージが大きかったアジアカップ。アジアの王者としてしっかり勝ち続けるためにはどうしたらいいのか、来年はとても重要です。

岡田監督にスイッチした代表の今後に注目です。

・欧州リーグ フェネルバフチェ、CL16強入り
ジーコ監督が率いるフェネルバフチェが、非常に魅力溢れる試合内容でCL16強いりを果たしました。クラブ史上初の快挙であり、今までそうそうたる名監督がなしえなかった偉業を達成したジーコ監督は史上最高の監督とトルコで評価されているそうです(本人は恐縮しているらしい)

W杯の結果だけで大バッシングを受け、日本代表監督としての仕事の中身がどこかへ吹き飛ばされてしまった感があるジーコ監督ですが、選手としても監督としても頂点へ歩を進めようとしている姿には尊敬します。

・世界 ACミラン、クラブワールドカップを制す
浦和レッズがアジア王者として参戦したクラブワールドカップ。この大会が結構楽しみな自分はかなりの物好きなのでしょうが、エトワールサヘルなど面白いチームがみれて良かったです。

ヨーロッパ代表が連敗中。ミランは優勝へ強い意欲をもって大会に臨み、決勝でボカ・ジュニアーズを一蹴。ヨーロッパ初のクラブワールドカップ王者に。

次大会も様々な個性溢れるチームの好勝負と、まだ知られぬ世界の逸材を楽しみにしたいです。

・アルビレックス新潟 クラブ初の6位
効果的な補強と新外国人マルシオ・リシャルデスの大活躍もあり、歴代最高順位でシーズンを終えた新潟。しかし、反面カップ戦での早期敗退などもあり、課題は相変わらず多いです。

エースエジミウソンが浦和に移籍し、いろいろと不安材料も多い来シーズン。変わらずに見守っていきたいです。そろっと日本代表もでてきてるしね。

・JリーグMVP 該当者無し
正直、いない。無理矢理選ぶことは出来ますが、ふさわしい選手がいないのに書いてもしょうがないですし。
アルビ限定ならマルシオ・リシャルデスしか無いのですがね。J全体でも抜きんでたパフォーマンスでしたが、さすがに6位のチームからは選べません。

・代表MVP 大久保嘉人
親善試合一試合だけでしたが、それだけで十分見合うパフォーマンスでした。来年は主軸となっていくはずです。神戸サポの方には悪いですが、上位チームで見たい選手。

次点は高原。アジアカップではまさに君臨していました。終盤の不調が残念ですね。


それではみなさん、また来年。良いお年をお迎え下さい。



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差とは経験 ミラン対浦和レッズ

・準決勝 ミランに挑むレッズ
横浜国際の光景で予想以上にミランファンが多かったのは少し残念でしたね。そこまでJリーグが海外と比較して面白くないとは思わないのですけど。

さて、結果から言うと浦和ミランのゲームプラン通り、0−1で敗れました。

・究めてリアリスティックなチーム作りを行うミラン
ミランが勝負強いと言われる理由ですが、実のところミランは一流選手は多くともいわゆるスーパーなプレーヤーはカカくらいです。
チーム構成から攻守における理想値を求めるのではなく、勝つために必要なことはなにかということを追求するチーム作りを行い、多くのヨーロッパタイトルを手にしてきたチームだといえるでしょう。(でないと、右サイドバックとFWのあれが説明つかん)

Jリーグではこういうわけにはいかないでしょうね。日本人の気質的にも、そういう結果のみを求めるチームというのはなかなか。個人的にも両立して欲しいと思いますし。
スターチームではありますが、ミランは玄人向けのチーム。Jリーグにはまだ、あまり求められない要素かもしれません。

・世界レベルのプレッシャー
浦和レッズは前半三十分あたりまでまともにボールを回せません。ミランの組織守備と個々の当たりの厳しさ。特に警戒されていたような長谷部・相馬はドリブルに入った瞬間にガットゥーゾが猛チェックしてましたから、相当しんどかったと思います。(まあ、それでポジション下げてる相馬はまだ世界で活躍できないとか言われそうなんですが)

しかし、プレッシャーというのは慣れれるものなのか、前半三十分を過ぎるとミランとのポゼッションは五分五分に。浦和もボールを回し始めます。良い攻撃の形も何度かあり、結構惜しい場面も。

このあたりを見ると、プレスへの対応はポテンシャルではなく経験の差からくるもののように思えました。まだまだ日本には上があるって事です。

・浦和とミランの一番の違いは中央突破の有無
試合全体を通して、同様に守備を固めていた両チームですが、サイドからクロスをあげる攻撃しかできなかった浦和に対して、ミランは中央とサイドのエリア両方を使って攻撃していました。
これは基礎能力の違いが可能にすることです。トラップやドリブル、パスの質などトータルな差。クリアが繋がるか繋がらないかをミラン浦和で比べると一番よく分かります。

・思ったよりはよくやれていたというのが正直な感想
結局、ミラン毎度おなじみのパターンでセードルフにやられた浦和ですが(いや、一試合見ただけであそこに突っ込んでくるのはセードルフしかいないってわかるんだからカバー遅れるなよな阿部)、試合全体を見てみると差はありますが、百年と十五年なら良い勝負だったかと。少なくともポテンシャルでそこまで絶望的な差は感じなかった。

どっちの応援したいのかよく分からなかったテレビの実況はともかく、自分は次は違う結果をみれるかも、という期待感くらいは感じました。

・ガットゥーゾやアンチェロッティのぶち切れとカカとセードルフの長いガッツポーズ
ビッグクラブに対してマスコミは華麗なイメージばかり強調するんですが、浦和と「戦っていた」ミランは華麗ではなく誰よりもどん欲に勝利を目指していました。一つのファンブルに激昂するガットゥーゾや、前半の出来に爆発寸前のアンチェロッティ。自然とああなるんでしょうね、そういうレベルの人たちは。

なにより、カカとセードルフが得点を決めた後見せた長いガッツポーズが印象的でした。やはり、厳しい試合なんだなと。


にしても、ミランと対戦することをあそこまでありがたがる気にはなりませんね。日本サッカーは対戦をありがたがるレベルなのでしょうか。俺はそうは思いませんよ。三位決定戦の相手はめちゃめちゃ厳しいですが、レッズには必ず勝ってもらいたいです……シェルミティ抑えるのは難しいでしょうけど。



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王者の強さ ボカ対エトワールサヘル

・エトワールサヘルとパチューカの記事を書いていたのですが
今日の夕方に書いていた記事は、操作ミスにより消滅……すいません。非常に好ゲームだっただけに気合いはいってたんですけどね……

そんな好ゲームを勝ち上がったチュニジアのエトワールサヘルが、南米王者ボカ・ジュニアーズに挑みます。

・初戦と二戦目の違い
シードのボカはこの試合が初戦になりますが、前半開始時はエトワールの動きが良かったですね。ボカはなかなか試合に入れず荒っぽいプレーが目立ってしまいます。

しかし、徐々に流れをつかみ始めるボカ。無理に攻めず、ボールタッチを増やしてリズムを生み出そうとするプレーに、脈々と流れる強さへのこだわりを感じました。

また、エトワールサヘル右MFオグンベィが負傷交代。不運きわまる負傷だったのですが、この交代はエトワールサヘルからすると痛すぎる交代でした。パチューカ戦でも好プレーをみせ、攻撃の多くが右サイドから生まれる右MFレギュラーを欠き、攻撃が停滞気味。

・ボカが先制。カルドーソのゴール
試合を優勢に進めるボカは左サイドで抜け出したところから、カルドーソへうまくつなぎゴールを決めます。

このゴールだけではないですが、やはり攻撃パターンが豊富ですね。左右、長短、連携と個人技をすべて兼ね備えています。

システム変更もあって、前半はほぼシェルミティ頼みになってしまったエトワールサヘルと比較すると、ボカは得点者が広く抑えにくいです。

・退場者を出してから
ボカは後半ボランチのバルガスが二枚目のイエローで退場。試合開始直後の荒っぽいプレーが尾を引きました。
ただ、ここからがさすがで、一人少なくなってもすぐにシステムを変更し、影響を感じさせません。パスサッカーから、前線の選手を生かすカウンターサッカーにややシフトチェンジし、つねにエトワールゴールにプレッシャーを掛けました。

いっきに守備的にするだけではそうそう守りきれるものではないのですが、ボカのバランスを保ったままきちんと守備を完遂する戦い方は熟練のもの。強豪の強豪たるゆえんでしょう。

・シェルミティ、驚異のFW
一回戦でも思いましたが、この試合でほとんど確信しました。この選手は大物です。行くところに行けば相当の活躍が見込める選手だと思います。

比類無き完成度とチームプレー精神。かつストライカーとしての意志。正直、びっくりですね。名前覚えとこうと思います。箇々のプレー、相手へのあたり一つみても、非常に工夫されていますし、体も強いですし何より落ち着いている。

残念ながらゴールはありませんでしたが、今後には要注目でしょう。

・ボカ・ジュニアーズの不安要素は若手の意識過剰か
先制点を取ったカルドーソが個人プレーに走ったりしたのを見ると少し不安に感じました。仮に決勝で対戦する相手とクローズゲームになった場合はその点は注意した方がいいかもしれません。


いずれにせよ、レッズかミラン、どちらとやるにせよ決勝は楽しみな試合です。


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代表選手 広島対京都

・ほっぱらかしですいません
申し訳ないです。更新回数見直したら十一月全く書いてなかった。クラブW杯はいくつか更新するつもりです。

J1は鹿島が怒濤の九連勝で大逆転。強かったですねぇ。浦和は疲れもあったのだろうけど、いろんなプレッシャーに負けた気もします。これを糧に、フロントの経験値が上がれば来年もまた良い戦いができるのでは?

アルビサポとしては、クラブとしての歴史を感じさせる鹿島の強さにはまだまだ及ばないなーというのが正直なところ。抗うレベルにはなってきたと思いますけどね。来年は相当厳しい年になりそうな要素が多いだけに、今年の冬は重要です。新エースは早々に獲得できたようで何より。

・入れ替え戦感想の前に今期の広島について。
日本代表と五輪代表がわらわらいる広島ですが、結局リーグ十七位で終わりました。原因はひとえにバランスの悪さ。DFがいないシステムで最後までやって結果がでませんでした。

日本期待のホープ柏木やエース佐藤寿人、ウェズレイに駒野とタレントは唸るほどいます。ぶっちゃけ新潟とは質の違いを感じてしまうくらいですが、選手を活かせなかったのはなぜでしょうか。

・駒野頼みの広島
第一戦に勝った京都は堅固な守備を敷きます。究めてオーソドックスな戦略ですね。パウリーニョというスピードに秀でた選手がいるので、カウンターでの驚異もつねに広島に与えられます。

一方の広島はサイドでひたすら駒野にボールを預けます。駒野サイドと逆サイドを比較すると、前後半で8対2くらいの割合で駒野サイドを使っていたでしょうか。縦への突破や中への切り込みなどで揺さぶる駒野でしたが、代表選手とはいえそうそう一人でチャンスを作れるものではありません。

・京都の3トップ変更に対して3バックを貫いた広島
広島ペースの前半でしたが、後半京都は3トップに戦術変更。よりカウンターにシフトしてきます。また、広島の3−5−2に対して3トップは有効で、攻撃の起点駒野を押し下げる効果も狙ってでしょう。

FC東京対千葉の試合で、4−3−3と3−6−1がぶつかり合うと最終ラインで常に数的同数になり、プレッシャーを掛けられて危険だと書きましたが、広島はシステム変更せず勝負にでました。駒野を左サイドにチェンジし、右サイドにリハンジェを投入。攻撃バランスの修正をはかったのか分かりませんが、結果的にはあまり意味のない交代でしたね。

試合は結局三度もバーにゴールを阻まれた結果、ドローで終了しました。広島降格、京都昇格です。

・全員で戦った京都と頼ってしまった広島
京都攻撃陣の中心であり絶対的エースであるパウリーニョ。鹿島への移籍も噂され、Jでも有数のFWだと個人的に思っていますが、入れ替え戦で2ゴールをあげたのは田原でした。この試合でも、京都は誰彼に頼ったりするシーンは見受けられなかったです。

それに比べると、後半修正しようとしたにもかかわらず、バテバテの駒野を使い続けた広島には、選手一人一人の自信や覇気が欠けていたように見えました。特に日本代表の佐藤はどうしたんだといいたくなるくらいに。そう言ったメンタルは入れ替え戦のような極限のプレッシャーがかかる試合では特に影響がでます。

肩書きと結果が結びつかず立ち位置を定められなかったことが、広島の敗因でしょうか。

・選手について
佐藤寿人はすでに残留を明言しているようですが、個人的には移籍するべきだと思います。彼の人情味溢れる人柄には敬意を表しますが、一サッカーファンとしては彼がJ2でプレーするの見たって面白くも何ともない。駒野や柏木もそうです。特に柏木はのどから手がでるほど欲しい、新潟で一番必要なタイプの選手


今年最高順位だったアルビですが、自分は来年に欠けて不安要素山積みだと思うだけに、柏木みたいな選手はなんとか獲得して欲しいですね。



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