Romantic-Reason

サッカー好きの独断と偏見にそった試合評中心なブログ。戦術についてもやる……かも。

アジアカップ07 オシムジャパンの末路

・お待たせしました
更新停止中に見ていただきすみません。コメントしか返せず申し訳ありませんでした。ただ、もうちょっと良くなるまでかかりそうなので、一週間ほどしたらまた停止させてもらいます。ご了承ください。


・これほど弱い日本代表は初めて
サウジ、韓国と二試合続けて惨敗した日本代表。オシム監督が辞任する気は現時点ではないみたいですが、個人的にはとっとと辞めていただきたい。それほど酷い内容の二試合だったと思います。

・サウジ戦 弱点曝け出しの敗北
採点するなら阿部は4.0ですかね。

事前から言われた弱点がすべて曝け出されたサウジ戦でしたが、思ったのは、ジーコジャパンの時対アジア最大武器であった「ゲームコントロール」がまったく出来ないチームになってしまったことです。

原因は二つあり、一つはマニュアル戦術の徹底。もう一つはSBとボランチの余裕の無さ。特に後者。

正直、今の戦術には無理があると思います。SBの上下移動の多さがあまりに厳しく、サイドチェンジなどで常に走らないと戦術が成り立たない。つるべの動きでもないですから、守備時も常に全力移動。試合終了まで体力を持たせる加地・駒野は化け物ですが、SB非常に厳しいシステムのように思います。おまけにチェンジオブペースも皆無。

個にやられるにしても、マレクにぶち抜かれた三失点目は酷すぎ。あれでは代表レギュラークラスに能力が足りていないと言われてもおかしくないでしょ? 三失点全部阿部がらみなのは明確にねらい目だと見られていたからでしょうしね。

・韓国戦 何をさせたい?
羽生は三度決定機を外したワケですが、レギュラーの山岸は何をしていたんでしょう。そこにいただけで評価されるようなレベルの代表でいいんでしょうかね? 前代表なら変えられて当然のプレーだったと思いますが。羽生も今大会惜しいシーンを作り続けましたね。決めないと意味がないわけですけど。
決められる選手がJリーグに他にいないとは思えない。

佐藤と矢野も、実力出せる機会が無いですね。佐藤はあのシステムでは生きないし、矢野が五分で活躍できると思っているならJリーグの試合見て欲しいんですが。五分限定なら河原の方がマシ。

俊輔が殺気だってるのが目に見えて伝わりました。太田はなぜ起用されなかったのでしょう?憲剛があの調子なら遠藤を一つ下げたら?

呆然とPKまで見ていました。なにも気持ちが入らなかったです。身体ガタガタ。

・課題が見えた?
今大会、日本は豪州と並び優勝候補筆頭でした。負傷者がそれほど多くはなく、召集も特に制限は無し。蓋を開ければ豪州もW杯時の面影は無く、優勝するべき大会だったと思います。
それがサウジに負け、韓国に負けた。能力不足で無いことなど明らか。事前に疑問視された選手選考がもろに影響した結果です。
課題が見えたという論調がありますが、そう言う問題ではないことは試合を見ていた人からはよく分かるでしょう。

韓国戦が終わった後、無茶苦茶体調悪くなりましたよ。毒抜きしたい。


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格の違い 対UAE

・高原、俊輔、遠藤の活躍でUAEに3−1と完勝
みなさんご存じの通り、高原の2ゴール、俊輔が1PK1アシストで見事GL二戦目を勝利。GL突破に大きく前進しました。

・試合はUAEの攻勢からスタート
前半開始直後、勝ちが絶対必要なUAEは積極的に動き攻撃を仕掛けてきます。ボール回しが良く日本はなかなかボールを奪えません。
しかし、二十分ほど経つとUAEは足色が一気に鈍ってしまいます。この気候は中東勢にとっては相当厳しいもののようですね。

・日本4−4−2が機能した理由は何度も言ってるとおりJリーグスタイル
ペルー戦とほぼ同じシステムと人選だった日本ですが、唯一のポイントが多大な違いとなって試合に影響を及ぼしました。その男は中村憲剛
日本はダイヤ型の4−3−1−2で、俊輔が左インサイドハーフ、憲剛が右インサイドハーフの形が多く、遠藤はOH的な動きで前線に積極的に飛び出せました。ガンバでの役割に近い形です。
憲剛がボランチに入ることでボールさばきとゲームメーク、パス精度がペルー戦時と比較してかなり良くなりました。あの時は俊輔しか捌く選手がいませんでしたから。

・二得点の高原は格が違いすぎる
対アジアでは反則級のFWになっています。まず相手DFラインとの駆け引きがすばらしく、一人で完全に翻弄していました。シュート時の迷いの無さ、ふり足の速さ、イメージの運び方なども否の付けようがなかったです。負傷がとても心配ですね。

・精度、技術、ゲームメーク…アジアに比類無きMF
まあ、見ていれば分かりますが、中村俊輔は今日も別格でした。
一点目のクロス。なんであれがドンピシャでくる?という体勢でしたが、ドンピシャ。
PKもかなり凄かったですが、それ以上の凄さはやはりセットプレー。小細工抜きに蹴り込まれるボールの質は世界最高レベルでした。何度もPA付近でファールしていたUAEが正直、ダメだろうと思ったところ。

PA内での突破が決められなかったのが唯一のマイナスでしょうかね。

・二川が乗り移ったかのような遠藤のプレー
ガンバだと二列目としてのプレーは相方の二川のほうが比重が大きく、遠藤はゲームメーク主体なのですが、今日は憲剛と俊輔にゲームメークを預け前線の格としてプレーしました。
再三のクロスへの反応や飛び出しはかなり良かったと思います。勝負意識も持っていましたしね。

・無尽蔵のスタミナ
変態二人(笑)
今日の試合、両SBの駒野・加地の鬼神ごとき運動量。暑さと湿度でバテバテのUAEからしたら人間とは思えなかったでしょう。
攻守において貢献度が高く、判断がやはり良いですね。日本のSBはこの二人が現時点では抜けてるなー。

・後半 高原→羽生
高原が負傷で交代を申し出たのですが、なぜかFWはその時アップしておらず、急いで佐藤がアップを始めたそうです(出場せず)

まず高原→羽生。
この時点で巻にチェイシングする体力は無し。羽生も基本的に守備は高い位置で。システムが4−2−3−1に変更になるのですが、俊輔が今日は低めのインサイドハーフだったので全体が少し引く形になりました。まあ、FW→MFなので理解できますね。

この時点で前線の迫力が落ちたため、UAEは少し体重を前にかけます。

・俊輔→水野 
中盤を制するだけでなく、そこにいるだけで脅威になっていた俊輔をイエローからか温存し、期待の若手水野を投入。で、これは失策。

4−2−3−1で行くと思ったのですが、どうも4−3−3に変わっていたようです(このあたり曖昧)。この辺りからUAEが攻め始めるのですが、理由はきちんと論理的に。

まず、巻にはもうチェイシングする体力は無くほぼジョグ状態。羽生も基本は前に行く高い位置での守備で、下がりながら守備をすることは少なかったです。この時点で前線の役割が前半に比べ攻撃に偏っていることが分かります。
で、水野。右ウイング気味にプレーしましたが、守備能力はもとから今ひとつの選手。俊輔がインサイドハーフでたびたびコースのカットや潰しをしていたのに比べるとやや見劣ります。

さらにゲームメーカーの俊輔がいなくなったことで一時的なリズムの混乱と、交代で入った選手が前に前に守備に行くために間延びし始めました。鈴木の負傷の影響もあったと思います。

遠藤は今日の試合ゲームメーク的なことはあまりしていなかったので、憲剛にその役割が託されたのですが、今大会憲剛はいまいち。

コントロールを失った中盤と全体が間延びしたところに、UAEの十三番にドリブル突破され一点返されてしまいます。これは正直交代のミス。ボランチが先のほうがまだ良かったですね。

・鈴木→今野
鈴木の負傷も気がかり。
今野が入ったことで3−4−3に変更。ダイヤ型でしたが、もうこのときにはUAEには力が残っておらず。
カタール戦を教訓にボールも回し続けて試合を終わらせました。

・快勝と同時に層の薄さも
もとから思っていたことですが、高原・俊輔・駒野・加地には代えがいませんね。
今日のサッカーがオシムジャパンのサッカーなのかは監督のみぞ知るのですが、初戦とは違い随分とJリーグちっくなチームだったなと思いました。まあ、システムがそうなんですけどね。
高原・俊輔が格の違いを見せましたが、高原が出場できなくなったりしたら苦しそうな感じ。最後はベトナムとですが、いうまでもなく油断できません。

・余談
オーストラリア1ー3イラク。
イラクGJ!

今日矢野が出なかったと言うことは、負傷以外でもう出番はないだろうな……。


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寂しい溜息 

・しょせん
カタール戦のタイトルをしょせんとしたのは「所詮」という意味合いを含ませるためでした。まあ、それだけで何を言いたいかは伝わると思います。

なんというかね、悲しい。諸々が。

ここから先、嘆きだらけになるので気が向いた方だけお読みください。読んだ後は不愉快な気分になると思いますのでおすすめしません。


【“寂しい溜息 ”の続きを読む】

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しょせん 対カタール

・高原が先制するも、終了間際にFKで同点とされる
というわけで日本の初戦は1対1のドローとなりました。

・新システムできた日本
<日本・4−5−1
      高原
  山岸  遠藤  俊輔
    憲剛  鈴木
 今野 中澤 阿部 加地
      川口

中盤を厚くした4−2−3−1。憲剛がボランチからパスを供給して遠藤・俊輔がつなぐ形だったのですが、まあ、なんというか攻めあぐねました。
とにかくバイタルエリアで良い動きをしてフリーになった俊輔・遠藤に縦パスが入らず、迂回するようにサイドへボールを繋いではクロスを上げず下げるシーンが目立ちました。
また、クロスもSBの攻め上がりを使うばかりで、もっとも精度のある遠藤・俊輔がクロスを上げるために開くこともなく、各人の工夫があるわけでもなく……

・CB中心に守備は安定していた守備はカタールにほぼ何もさせずに守っていました。後半最後に運動量が落ちるまでは危なげなかったですね。
最後のFKの時も、より確実にピンチを潰すため阿部は相手FWを潰したんでしょう。余計でしたが。

・交代は山岸→羽生、憲剛→橋本
まあ、妥当かと。
自由に動き回って運動量が落ちた山岸と羽生は役割そのままでしたし、フィジカルにやや甘さのある憲剛に変えて守備の出来る橋本は逃げ切りの常策。

・海外組二人
高原は難しいボールを見事に決めました。試合全体で見るとビルドアップが出来ずボールがこなかったのか、低い位置まで下がることが多かったですね。ストレスが充満する展開の中でも集中力切らさずゴールを決めたのはすばらしかったです。

俊輔は遠藤とパス交換などでチャンスメイクしていましたが、つねにワンタッチツータッチでパスをさばいていました。また、天才的なプレーは殆ど狙ってませんでしたね。ワンタッチで出せるときだけ裏を狙っている感じでした。

・UAE戦は当然必勝態勢で臨む必要有り
当たり前ですが、初戦を落としたUAEも勝ち点3が必要な状況。攻め合いになるでしょうが、守備の安定感では日本に分があります。勝利を信じましょう。

今日の試合は、まあ俊輔の表情が全てを物語っていると言うことで。

しょせんは決定機外しすぎ。

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いきなり足を掬う ベトナム対UAE

・ベトナムが2−0でUAEに勝利
簡単に。

試合を見ていた限り、内容も完璧にベトナムでした。というか、5点くらい入ってもおかしくなかったです。

UAEは攻撃はまずまずですが守備が不安定。リトリートで安定しないのはまずい。また、環境の扱いにも苦労しているようです。

・ベトナムは非常に既視感を覚えるスタイル
いうまでもなくJスタイルそっくり。ただキック力があるのかミドルシュートを積極的に狙ってきます。
ACLで川崎がベトナム代表のチームと引き分けてましたが、あれはフロックではないと見るのが妥当かと。

油断できませんねぇ。オシム監督はなんかいらいらしてるみたいだし、駒野ケガ出し大丈夫かしら??

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