・控えメンバー八人がどれだけやるのか見ていましたコスタリカ戦から温存と経験の両方の理由で控えメンバーを起用した吉田監督。見事バクチに勝ちました。というわけで、日本はナイジェリアと引き分けで首位通過。
・ナイジェリアの弱点解説の風間さんの言うとおり、ナイジェリアはスロースターター。十五分くらい経たないと身体が動き出しません。その隙をついて日本が優勢に試合を進めるのですが……ハーフナーがシュート外しすぎ。梅崎切れそうでしたよ。
・ナイジェリアの凄さはやっぱり身体能力身体が動き出すと、それまでのギャップもあったのか日本が押し込まれ出します。プレーの早さと予測のしづらさ、そして間合いの広さがJではなかなか経験できないプレー。決定機を作られる中よく守っていたと思います。DF福元はコスタリカ戦の反省をきっちり活かしてましたし、柳川・太田も良かった。GK武田も林と遜色ないですね。
・中盤控え組はパス精度がネックレギュラーと比べて技術で差が見えましたね。それぞれ良さは見せていましたが、連携面のマイナスを差し引いても少しボールロストが目立ちました。
レギュラー組は判断が的確なのですが、これはクラブで試合に出ているかでていないかの差ですね。
・審判そりゃねぇよ言うまでもなく香川の幻ゴールシーン。どうみても胸。完璧に胸。しかもスーパーゴール。
・観客は楽しめた試合だとおもう後半は日本が安田・柏木を投入した辺りから両チーム良いシーンを交互に作り、息もつかせぬ展開になりました。驚異的だったのは左SHに入った安田。入った後三度も決定的シーンを作りました。試合後のコメントはもっと凄かったですけど。
ナイジェリアも選手を温存し始めた後にしっかりシュートチャンス作っていますし、ハイレベルな試合だったのではないでしょうか?
・さて、トーナメント初戦はチェコ世界戦で有利不利なんて前評判は審判買収でもされていない限り無意味なので、全力で勝ち抜いて欲しいです。
本気で頂点見えてきたんですからね。


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・アトムの決勝点でコスタリカに勝利!試合全体が非常に締まった好ゲームの中、日本の流動的な崩しからアトムが決勝ゴールを決め、日本が決勝トーナメント進出を決定しました。
・強いほうが勝った試合を一言で言うとそんな感じに思えました。
コスタリカは個人の技術やスピードはありましたが、やっているサッカーの質ははっきりと日本が上。その上細かな工夫をちりばめていた日本選手に比べ、コスタリカは全体的に単調でした。
決定機を作ったり、個人のスピードや豪快な突破は確かにコスタリカに分があったとは思いますが、日本は勝つべくして勝った試合のように見えました。
・Jリーグの主流システム4−4−2の項目にある台形型システムで、ボランチの片方に攻撃型ゲームメーカーを配置する形。今のJリーグの上位四チーム中三チームがこのシステムを起用しています(鹿島はダイヤ型だけど)
U−20代表は柏木が自主的にポジションを変更すること含めて、Jリーグの主流システムを完璧にモノにしていますね。各選手が自分のポジションでプレーしているのも必然です。
このシステムについて詳しくは項目4−4−2で見て貰いたいのですが、比較的個の割合が大きいシステムです。
・たとえばクロス一つでも内田はこれだけやっている試合を見ていてこいつは頭良いなと思ったんですが、右SBの内田は前半飛び出してもなかなかクロスボールを上げられなかったんですよね。そこで前半半ばから組み立てに一度絡んでから飛び出すことでクロスを上げるようになりました。
後半はチーム全体が修正して、ビルドアップの時内田が前に上がり槇野が右に開くようになりました。これでさらに内田の攻撃頻度が上がり、何本かクロスを上げました。しかし、なかなか合わない。
そこで、今度はグラウンダーの速いクロスボール、それでもダメならダイレクトでのクロスボール、という風に自分でどんどん変化を付けていってるんです。
後半の最後でバテてしまい評価は芳しくないですが、世界でもクロスが単調なSBが多いのにこれだけ頑張っているのは立派ですし、必ず身になるはず。
・判断の良さがコスタリカの脅威となるまた、前半。比較的早い時間帯に森島がPA外から一瞬ボールを持てた時、迷い無くミドルを撃っていきました。あれを見て、「こいつは怖い選手だ」と思いましたね。
他にも梅崎と河原がミドルを積極的に打っていました。相手CBが強力でなかなかゴールまで行きませんでしたが、間違えなくプレッシャーになっていたはず。日本の全種全員が「一瞬でも間を開けたら良いシュートを打ってくる」というイメージを前半だけで持っていたはずです。
・決勝点は言うこと無いでしょ。ベストゴールの一つ試合全体での駆け引きが非常におもしろい試合だったのですが、決勝ゴールは特に凄かったですね。
ビルドアップで左から右に振り、そこから縦に入れたボールが中央で折り返し、PA前で森島の素早いポストプレー→梅崎がフリーで折り返したところを起点となったアトムが飛び込んできてボレー!
コスタリカの選手は掴みきれませんでした。
・個が輝く一人一人のスタイルが役割とはまっているので状況によってアドリブを効かせやすく、また効かせないとシステムの良さが出ません。その点、内田の例のように、選手がしっかりと工夫を凝らしています。
ナイジェリア戦は負傷持ちの柏木がほぼ休み確定。代わりが香川らしいです。やや疲労の濃い内田もできれば休ませて欲しいですね。森島は爪が剥がれているそうですが、代わりがいない…
そろっと河原の試合勘が完璧になってきそうなので、次戦はぜひ先発フルでつかって欲しいです。
・にしても……
●香川真司選手(C大阪):
「監督は何て言ったんですか?(先発だと言ったが)うわ、どうしよ。楽しみになってきた。早く試合したいですね。ヨースケくんの代わりは荷が重いことは確かだけれど、やって見たい。ツーロンのフランスがものすごく強かったけど、それ以上かもしれない。メンバーが代わってまた大敗して、レギュラー以外は全然だめじゃんって言わせたくない」
「
うわ、どうしよ。楽しみになってきた」って、相手この前ボロ負けしたチームですよ?すごいモチベーション。
●林彰洋選手(流通経済大学):
「自信が過信にならないようにしたい。昨日の反省でいうと例えばシュートストップでもはじく方向とか。苦しいところでしっかりはじけばセカンドを拾われての失点にはならなかった。あとはハイボールへの圧倒的な強さとかを出せるようにしたい」
「あとはハイボールへの
圧倒的な強さとか出せるようにしたい」と、圧倒的を付け加えるあたりが凄い。
世界と伍して戦うのに十分すぎる精神的な強さと自信ですねー。このくらいのメンタル持っている選手が高いところに行くんでしょうね…ますます楽しみ。


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・U−20スコットランドに3−1で完勝!上々の滑り出し!!深夜の録画放送を見たので記事が遅れましたが、U−20代表の生き生きとしたプレーは見てて楽しいですね。個人のプレーに閃きや意外性が発揮されるプレーが多いですし、「俺がやる!」という意思の強さがはっきり感じられます。
河原とアトムが帰ってくるの楽しみだわ〜。間違えなく成長して戻ってくるでしょう。
・
4−4−2ボックスシステムに強い既視感を覚えた<
日本・4−4−2ボックス型>
森島 河原
梅崎 田中
青山 柏木
安田 福元 槇野 内田
林
特徴としては、
全体的に攻撃色の強い面々がレギュラーであることがまず浮かびます。特に
両SB。ただし、選手もそれをしっかり自覚しており、誰一人としてプレッシングをサボることなく守備に貢献していました。
今期の
新潟を見た方は分かると思いますが、システムの性格は新潟と似ています。梅崎がアタッカー、アトムがオールラウンダーで、青山がアンカー、柏木が攻撃参加型ゲームメーカー。前半は
状況によって柏木が上がる4−1−3−2になっていました。個々の戦術理解度も相当高いですね。
・安田効果ガンバで今期レギュラーを掴んでいる安田。ガンバでは守備に目をつぶっての起用ですが、この試合では長所である攻撃とゲームメークにその才を遺憾なく発揮しました。トップレベルのレギュラーであることは伊達ではありません。
特にゲームメーク。柏木が絡まないと攻撃が組み立てられなかったアジアユース時に比べ左右の攻撃比率が格段に良くなっています。内田はそんなに組み立てに貢献するタイプではない(どっちかというとフィニッシャー)ので、柏木を右に置くと左右両方から何人も絡む攻撃が見られました。安田と柏木で溜めを作れる効果ですね。
・サッカーは身長にあらず攻撃時にためが作れることによって、前線の
梅崎・田中・河原のポジションチェンジとスピードがますます生かせます。
安田ドリブル→田中ワンタッチ→梅崎ドリブル→河原シュートなど、自然と緩急がつくような個々の閃きが合わさった攻撃は非常に魅力的でした。
・
両CBに
千代反田と永田が被った
比較的高さの無いチームですが、両CBはその中で空中戦で怯むことなくクロスを打ち落とし続けました。また、たびたび見せたロングフィードにも驚きましたね。それをワンタッチできちんとコントロールしてみせるMFも立派です。
このチームはかなり攻撃比重が高いので、
CBとボランチのバランスが少しでも崩れると簡単に失点に繋がってしまいます。失点シーンは福元がデコイに釣られてしまったスペースに入られたプレーで、あのシーンはぶっちゃけ
アルビでもたまにあるシーン(汗)シンプルな攻撃なので今後も何度か来ると思います。もっとも、失点後は安田がきちんとカバーに入ってました。
・珍しく選手評を
林 ……ほぼ心配なし。スケールの大きさを感じる。キック精度も悪くない。
安田……攻守に貢献度高い。ドリブルで突っかけたシーンで簡単に奪われないようにすることが課題か。
内田……効果的な攻撃参加。ただ致命的なパスミスがあったのは注意必要。あとはクロス精度。
福元……フィードは良質。デコイに釣られた以外は特に言うこと無し。あとは少し散らしを意識かな。
槇野……空中戦でスコットランドプレーヤーに怯むことなく競り勝ち続け、窮地にも冷静に対応。この調子。
DF陣は良い試合だとあまり言うことが無い。しいて言うと、クロスボールで何度かフリーマンを作っていたくらい。あれはボランチとも確認した方が良いと思う。
柏木……前の二人の出来が良かったためか後半は普段に比べやや下がり目。存在感やテクニックの高さが随所で発揮されていた。個人的に後半くらいのバランスがいいと思う。
青木(名)……地味なら地味なほど良い(笑)冗談は抜きにして、守備ではミスが許されない役割なのだが良く効いていた。ただ、まだ上はありそう。ファーストパスの質を求めたい。
田中……攻守に躍動。ボールを奪われても即座に奪い返し、攻撃のリズムから守備の連動性を生み出していた。もう少しシュートを打てるとなお良かったが、上々。交代の時はレギュラーは固いな……と思ってた。
梅崎……MOM。運動量から突破時の切れのあるドリブル、思い切りの良いシュート判断。特に相手の守備を寄せ付けなかった突破には目を見張る。地味なプレーも忘れないあたりに信頼感○。
縦横無尽の中盤はプレーを見ていて楽しかった。特に両翼の梅崎とアトムがタイプの違う崩しをしていたので、相手もやりづらかっただろう。守備もみな真面目。A代表と違い縛りが無いのではつらつとしていた。
河原……常に周りを助ける動きをしつつ、攻撃に加わりチャンスメイクからシュートまで質の高い動きを見せた。個人的にドリブルをもう少し見せて欲しかったかな。次は決めるだろう。
森島……スコットランドのフィジカルプレーヤーに競り勝ち続けた。また中央に留まらずに流動的に相手を混乱させた。今後はもう少しポストが必要になるかもしれない。
FWは非常に良かった。周囲をしっかり見れているし、それでいてきちんとシュートポジションを取っている。ただ、超決定機逸があったので、そこだけは指摘したい。
青木(千)……河原よりも直線的なタイプだと思う。アジアユース同様スーパーサブとして得点を今後期待。
藤田……アトムに何ら劣らぬレベルのMF。正直、控えにこれだけの選手がいるのは非常に心強い。本来は中央の選手かなと思う。アトムよりもパサーよりかな。
森重……出場時間は短かったが、プレーは気持ちが入っていた。今後も出番はあるだろう。
選手紹介の時、アトムと河原の前に「アルビレックス」を強調してくれた青嶋さん素敵。アルビコンビを何度も言ってくれたし。アルビ好きなのかな?


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