・試合評の前に、8日に起きたあの事件について。このブログでは初めてサッカー以外のことを取り上げますが、秋葉原で起きた例の殺傷事件についてです。犯人の人柄や精神状態に関するコメント、周囲の人間の反応は置いておくとして、この痛ましい事件が起きてしまったという事実についてちょっと考えてみました。
なぜこのようなことが起きたかということで、加害者が被害者の側に立って物事を想像できなかったのが要因ではないのかと思います。普段、想像するようなこともなかったから、あのような事件が起きてしまうのではないかな、と。おそらく、そんな余裕はなかったのかもしれませんが。
浦和レッズ対ガンバ大阪戦で起きた乱闘騒ぎに大きな制裁金が科せられました。この乱闘騒ぎと殺傷事件の気持ちの動き方は似ていて、ようするに自分本位の感情が爆発してしまったのですけれど、本来スタジアムはフラストレーションを発散する場ではなく試合を楽しむ場所です。試合後のガンバの円陣がフラストレーションに感じた人が乱闘のきっかけらしいのですが、赤ん坊や幼子に当たり一生に及ぶケガをさせる可能性があるペットボトルの投擲という行動を行うに足る理由なのか、赤ん坊にケガをさせるかもしれないと考えることも出来なかったのか。スタジアムの応援が時にはフーリガンを生み、海外では死者を出す惨事になっていることは忘れてはいけないとは言いませんが、良い応援の姿勢とはどんな感じなのかと少しだけでも考えれば、乱闘事件のようなことはそう単純に起きないのではないかなとも思います。
ちなみに、今回の裁定は個人的には非常に甘いと思っています。では、試合評へ。
・カメルーンと引き分けた日本五輪代表試合はスコアレスドローでしたが、随所に見所のある試合でした。チームがかなり出来てきたなと手応えを感じられる試合だったと思います。
良かった点は前半チームのパスミスが少なかったこと。特にボール奪取後にすぐパスミスをして相手ボールにしていた前に比べると、かなり改善されていました。後半疲れの出る時間帯でパスミスが多くなり、プレーが雑になってしまったのは非常に残念でしたね。全体的にも勝負にいく意識があり、梅崎・谷口などの積極性もチームを勢いづけるという意味で良かったです。
・選手の目に見える成長<4−4−1−1(4−1−4−1)>
森本
谷口
本田圭 本田拓 梶山 梅崎
田中 吉田 水本 森重
西川こんな感じの日本。森重と吉田は前半途中でポジションチェンジしたのか不明でしたが、どちらも良いプレーしていました。二人とも今後かなり期待をかけられそうですね。また、スーパーセーブを見せた西川も良かったと思います。守備陣は全体的にかなり評価高いですね。
アンカーを努めていた本田拓也はかなりボールさばきが向上しましたね。ほんとに良くなりました。近年最高のアンカーはマケレレで異論無いと思いますが、マケレレの凄さは卓越した守備センスとその守備選手を無駄にしないファーストパスの確かさです。守備だけならマケレレと同等の選手は他にもいますが、そういった選手はマケレレほどボールを捌けないんですよね。以前はパスミスが多すぎた本田ですが、今日の試合はパスミスが目立たず良かったです。
また、本田圭祐にもびっくり。精神的が明らかに変わりました。雰囲気がまったく違います。オランダで良い経験してるんでしょうねー。前は潜在能力はあっても何か物足りない感じで、チームのキープレーヤーとしては?でしたが、今日の本田はなにかやってくれそうな雰囲気がぷんぷんしてました。
・ポジションを争うキーマン二人右サイドのポジションを争う梅崎と水野。甲乙付けがたい両者で、この試合でも二人とも良いプレーを見せていました。やや試合感不足の水野に比べ、浦和でレギュラーに近づきつつある梅崎ははつらつとプレーしていた印象です。
今のチームだと左右のバランスを考えておそらく梅崎がファーストチョイスになると思います。中央へのプレーと本田圭との兼ね合いを考えてです。水野もセルティックに行ってかなりフィジカル的に良くなっているみたいですし、やはり顔つきが良くなったなと。
この二人は併用も可能なので、良いコンディションで本番迎えて欲しいですね。
・FWについてまず先発の森本。あの超決定機外していてはメダルにはとどきません。動きは悪くないのですが、ちょくちょく落としでのミスがあったりといまいちでした。当たり負けしないのは凄かったです。
李とエステグロはツートップ向きかな。エステグロはトップ下気味での起用だったのでなんともいえません。攻撃性はあるんですが、やはりボールを正確に繋ぐ部分が課題かと。誰をどう起用するかは迷いますね。
・まとめカメルーンが完全に封じられてしまい、フラストレーションからプレーが荒いわクレーム酷いわと荒れ試合になってもおかしくなかったのですが、お付き合いしなかったのは立派。相手の身体能力に対しての戦い方も出来ていましたし、個人的に無得点ながらかなり評価は高い試合でした。
贅沢をいえば中央からの攻撃パターンと、試合のテンポのコントロールですね。ゲームメーカーといえる選手がいないため後半ガス欠してしまったので、相手のペースになった前半終わりから後半立ち上がりは攻撃を速いテンポで繋ぐのではなく、バックラインで回すなどしても良かったかと。戦い方に幅を持たせることが出来れば、チームはさらに良くなると思います。オランダそういう相手苦手だしね。
サポーター間での乱闘事件とか、最近多すぎですからね。少し考えて欲しい。そこまで殺気立つ必要はないと思うんですが……。いや、自分も今期は千葉だけは別ですが。


・遅ればせながら30000ヒットに感謝だいぶ前の話ですが、30000ヒットを越えました。いつも見てくださっている方、たまに見てくださっている方、リンクを踏んでいく方、ありがとうございます。
・アウェー香港戦。力の違いを見せつけた試合。システムは3−6−1。緊急離脱の水本のポジションに細貝が入り、SBをこなせる細貝を活かす意味も含め、やや変則システムをとりました。
<
守備時>
本田拓 梶山
青山直 伊野波 細貝
<
ビルドアップ時>
本田拓 梶山 細貝
青山直 伊野波
このシステムはダブルボランチが梶山・青山敏のときは見れませんでしたし、水本が入った場合も水本は攻撃参加はしますが、ビルドアップにはそれほど積極的ではありません。
メンバーの長所を生かしたいい采配だとおもいました。
・
李の貢献度が上昇中&
平山のキープ好調
柏レイソルでレギュラーに手をかけつつある李ですが、試合見て納得。五輪代表に入ったばかりのころと比べてポストプレーや状況判断、ポジショニングが良くなっています。ボレーシュートのゴールはもちろんですが、試合全体でのチャンスメイクが目に止まりました。ホームの香港戦ではまったく見れませんでしたから。
平山も悪くないです。Jリーグだとどうしてもスピード不足のFWは使われにくい面があり、
FC東京で出場機会がないことを理由に批判を受けがちですが、ライバルがワンチョベ・ルーカス・リチェーリですよ? このメンバーに分け入るならA代表でも不思議ないのでは?
出来ることならもう少し前を向いてプレーして欲しいところですが、キープして味方を助けることもしっかりやってましたし、なかなかよかったのではないでしょうか。
・
水野・
本田圭・
家長三人とも世間に期待されている選手ですが、少し疲れが見えますね。まあ、しょうがないですけど。
本田圭のFKは凄まじかったです。これで精度が上がってくればまさに脅威。そこが彼の課題でしょうか。
家長はこのシステムだと繋ぎとチャンスメイク両方に貢献しなければいけません。細貝が良かったこともあり、繋ぎ重視でプレーしていたように見えました。
水野は積極的にPA内に侵入しゴールも決めましたが、個人的には今ひとつだったようにも。いつものテクニックや突破が見られませんでした。かなり中央によっていた感じでしたが、もう少し細貝と連携を見せて欲しかったです。
三人とも他の選手とのコンビネーションが課題でしょうか。まだ良くなるはず。
・
切り札になりうる菅沼と
バランサー増田まだ結果は出ていませんが、菅沼は噛み合ってくれば他のメンバーとは違う武器を持っている選手です。両脚が使えますし、切り札となりうるでしょうね。枚数をかける攻めよりもカウンターが良さそうなので、
相手が攻めてくる後半裏を狙わせるのとか良さそう。
増田は個人的に期待している選手です。非常にバランスが良く、おそらく中盤ならどこでもできる万能型。いつでもどこでも使えるとお得感が…(笑) 冗談抜きにして、こういう選手がサブにいるのは大きいと思いますよ。レギュラーでも上記の三人の内一人をベンチにおけるのですからね。
・とりあえず決まりくらいはさっさと決めとけ!!これは主催者に対して。何でかというと、西川と伊野波が無駄なイエローカードを貰ったから。こういう重要なレギュレーションは決めておいて欲しいです。例えば、最終戦がシリアとだったらかなり違うわけですしね。
メンバーの成長が感じられます。最終予選は地獄ですが、頑張って欲しいですね。いけるはずです。


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・シリアにアウェーで2−0と勝利水野・本田圭の得点でシリアに勝利。見事二次予選勝ち抜け。
試合内容を見ると前回と同じ家長トップ下システムでしたが、まずまずの内容だったとおもいます。
・前半。回るパスとやや眠気前半は比較的足下のパスが安定していて、高い位置までビルドアップ→両サイドの本田・水野が勝負、という形がメインでした。得点になった水野のミドルは見事。
青山・梶山の関係も前回同様しっかり分けられていたのがよかったようにおもいました。ただ、平山・カレンの2トップの
活かし方および活き方が中途半端。カレンは最初、今日は彼の日かな?とおもったのですが、結局普段のカレンでしたね…。プレー精度はいまいちというか、悪かったですが、やはり平山の影響力はでかい。
FWに独力突破力が無いのはともかく、PA内に飛び出してくるMFのほうが攻撃しているというのはあまり良くありません。いや、別に誰が点取っても良いんですが……ね。途中で入った菅沼は自分がどう活きるかを知っているようなプレーをしていた風に思います。まだ活躍したとはいえませんが。
・後半。不可避な「流れ」をどう食い止めるか前半は正直シリアが悪すぎた印象でした。後半シリアの足が動き始め、反対に日本の足が止まり始めます。前半飛ばし気味だったのはたぶんあるのでしょうが、メンタルの課題にも見えます。
ただ、こういう大きく流れが変わってしまうことはたまにあるモノで、Jリーグでいえばついこないだの「
柏対
浦和」のような感じ。そうなった場合、いっきに流れを掴み返すのはまず無理です。
この試合ではそういう流れに対する判断が曖昧に見えました。極端な話、後半は攻める必要など無いのですから、
四十五分ボールキープしてればいい、くらいに考える必要があると思うのですよ。特にあり得ないことが起きそうな最終予選では。中途半端に攻撃するくらいなら平山めがけて放り込んだ方がマシですし、でなければ一分くらいボール回して相手の気合いを空回りさせればいい。そういう駆け引きがこの代表にはもっとも欠けている部分でしょう。
ようするに、割り切り。まあ、言うほど簡単なことではないのは間違えないですけど…。・采配は良かったと思う自然な交代策でしたが、まず梶山→上田だったのは良かったと思います。そのあとに増田・菅沼を投入しましたが、最初の交代でほぼ勝ちを確信しました。
・緩急=駆け引きが足りない。逆に言えば、伸びる余地は多々ある。どうもみんな真面目すぎる感じなんですよね。良くも悪くも。だから、上手くいかないと最後の水野みたいに酷いミスが出てしまう場合もある。
あのミスは水野の株下げちゃうよ……もったいない。
このチームだと一番駆け引きに親しんでいるのは家長と増田だとおもうのですが、やっぱ二人だけではどうしようもない。FWがもっと
MFに「こうしなければならない!」って思わせるくらいのプレーを見せてくれれば、色々やりようがありそうですが。カレン・李・菅沼がそういう柳沢的な動きが出来るか出来ないかでだいぶ変わるんだよなー。
・やっぱ精度でしょ。最後にいつも通りの課題。個人を見ても良くなってるとは思います。しかし、チームを背負っている選手と比べると(矢野や我那覇や憲剛など)意識に差があるかな、と。
厭味な感じになってしまいますが、やはりこのチームの多くは
「Jリーグのレギュラー争い」の意識しかまだ持ってない気がするんです。オシムジャパンもそんな感じがします。
意識の差が、俊輔や高原との違いになってるのかなーと。だとしたら、もったいないですよね。
我が身を省みても同じ事がいえるなぁランキングが垂直落下中…………


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いまひとつ背景がしっくり来ないので、もうしばらくころころ変わるかもしれません。
・シリアに快勝!今日の試合はフラストレーションなく見られた人が多いのではないでしょうか。ホームでシリアに3−0と完勝!大きな一勝を手にしました。
・躍動の理由日本はシリアの3バック横のスペースを徹底的に攻める作戦。マイボールになるとすぐにFWがサイドに流れ、家長と梶山をデコイとして生かしつつロングボールで上手くスペースを使えていました。
試合通じて相当
戦術を徹底していた様子。それが非常に良い流れを作りましたね。PA角の使い方が悪いことをチームの課題だと書いてきましたが、今日はそのPA角から家長のミドルが炸裂しました。
・家長、躍動安易にボールをロストしないプレイヤーというのはどこのチームでも貴重です。ブラジルが常に強いのは、フィールドプレーヤー全員がボールを失わないテクニックを持っているから。
シリア戦の家長は後ろを向いているときは簡単にはたく、前を向いたらガンガン仕掛けるふうにしていました。今年に入っての成長は目を見張るものがあります。このまま行けば欧州移籍も見えてきそうですね。
ペルー戦の俊輔と比較すると、キープ力があるというポイントは共通しています。また、パス精度も非常に高い。ただ、五輪代表チームは両翼に推進力がありボランチの片方もパス出しに優れたタイプの選手を配置しているので、より高い位置で家長は勝負できていました。これが大きかったです。
・平山、エースの活躍2ゴールを上げた平山。動き方も決められてた感じでしたが、個人的に平山は戦術ガチガチにして役割に集中させたほうが活きそうに思います。あまりごちゃごちゃやらせない方が良い。セットプレーからのショルダーシュート(笑)と三点目は非常に良かったですし、その後の枝村のクロスを決め損ねたシーンやバー直撃のミドル二回など、今日は見所満載の平山でした。
・ダブル本田も良かった谷口落選で本田拓が残ったことに疑問を持っていましたが、今日の出来を見ると謝らないといけませんね。低めの位置で相手のFWとMFを寸断する良い守備をしていました。梶山と共にパスカットを狙った守備のようでしたが、非常に効いていましたね。パスの散らしと攻撃参加はまだ少しもの足りませんが、今日はとても良かったと思います。
もう一人の本田圭祐も攻守の局面にテンポ良く顔を出していました。局面の判断が良く効いていたとおもいます。攻撃面で最後の詰めが甘かったのが惜しい。後方からのフォローもよく使えていましたし、あとはやはり精度ですね。
・セカンドトップと守備陣、水野は課題有り平山と組んだ李・カレンは課題が残りました。というより、セカンドトップが活躍した覚えがないんですよね。今日のようにオーソドックスな布陣でも活躍できないと難しいです。とりあえず、距離が近すぎる印象なので、二人ともポジショニングからまず改善できるかと。
守備陣は最初のシリアのあわやゴールシーン。あれはアウェーだと取ってくれないと思った方が良いですね。あと、不用意に何度も同じ位置でFKを与えすぎ。相手に水野がいたら危なかったです。
この辺りの改善でかなり良くなるので、辛めに。
水野は……相手抜いてクロス上げるサッカーだと技術の持ち腐れになってしまう。しかも精度がそんなに良くなかったですし。
家長のようにとは思いませんけど、あのプレースタイルで右サイドにプレーエリアを限定するのはあまりに勿体ないです。クリロナをイメージしているのかもしれませんが、クリロナが一番怖いのは中で爆走モードになった時。
枝村にポジション取られるぞよ?
・反町監督についてやっぱこの人は戦術ガチガチサッカーの使い手なんだなーと。相手の分析と弱点を突かせることについては日本屈指でしょうね。シリアを相当研究してきていたのは間違えないです。
そして、
チーム全体が個々の役割と戦術を徹底して逆に生き生きとしたことを考えると、反町監督とこの年代は相性良いのかもしれませんね。もしかすると。今日はまさに反町サッカーだったので、今後もこの調子でいって欲しいです。個々の枠は選手が勝手に広げてくれるでしょう、家長みたいに。
……増田使って欲しかったけどな。
随分閲覧してくれる方が増えているようで。嬉しい限りです。つうか、二万ヒット目前ですね。信じられなーイ。


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・Aマレーシア戦 対アジア戦であることを痛感2対1で勝った日本五輪代表ですが、水が跳ぶ田んぼピッチとそれをわかっているマレーシアのロングボールに苦労しました。判定ももちろんアジアのアウェージャッジで、非常に日本には厳しかったです。
で、そんな試合の感想がタイトル。
・チームの中心になるのは誰?まず試合や戦術以前の話なんですが、この五輪代表チームはA代表に繋がるチームとして育成チームであると反町監督はコメントしています。
なのですが、個人的にこのチーム、A代表のトータルフット的サッカーには向いていないと思うのですよ。
象徴的なのが皮肉にも水野と鹿島の増田。水野は特化型のサイドプレーヤー。攻守バランスを求めると良さが消えます。
逆に増田は前目の選手ですが、攻守に役割を求めたほうが良さの発揮される選手。
この二人を同時起用するということは、戦術的に役割をある程度決める必要があります。まあ、水野だけなら良いかもしれませんが、このチームは平山はじめ家長・上田・梶山と
使いやすいけど意外と癖のある選手が案外多いんですよね。
一年目のテスト期間はともかくとして、核となるプレーヤーはどのチームでもある程度必要です。特に代表だと。あ、平山ですか?
彼は軸であっても核ではないでしょう。・連携が良くない水野と両ボランチ今のポジションで水野の良さをフルに出すためにはダブルボランチとの連携が欠かせません。と、いうのは、五輪代表のボランチは二人とも攻守両面に貢献できるタイプであり、攻撃型の水野を生かすためにはある程度カバーリング意識が必要となるからです。かといってボランチの攻撃参加が減るとただでさえ薄い中央攻撃がさらに薄くなるので良くありません。
また、解説で試合中にずっと指摘されていた仕掛けの少なさ。これは家長のプレーの良さがオンボールに集約しているので、飛び出しが少ないためです。二列目の選手としては欠点なのですが(ポジション違うしね)本来は飛び出しに定評のあるダブルボランチが出ることで厚みをだしたいのでしょう。しかし、上記の通りその意識が高すぎると水野に守備負担が多くかかることになります。
現状でも悪いとまではいえませんが、いまいちですね。
・プレーの遅さまた、この試合でもボールを貰ってから考える場面が目立ちました。ためを作っているというワケではありません。
攻守両面で出来ることの多い選手が揃っているために、所属チームだと主従の「従」の役割を担うことが多いメンバーが「主」の役割を求められ途惑っているように見えます。(梶山は逆)
例外的なのは増田・家長・平山くらい。中盤で良く見える家長・増田は昨年と比べても良くなっているようにも思えました。所属チームのレベルの高さから、レギュラーを獲得できていない事情が関係しているのかもしれませんね。
・DF陣がボランチを握る攻撃面でのビルドアップが低いDF陣のためか、このチームのボランチはいつもスタートが低めです。サイドも基本的にはSHが戻る格好で、スピードタイプのウイングなどには対応策が必要。
水野との絡みからバランスに神経を使う必要があるボランチの選手にとって、DF陣がビルドアップに貢献してくれることはかなり大きいです。DF陣は守備貢献だけしていれば良いチームではありません。
中村北斗が右サイドの時は、ダブルボランチはもうちょっと楽に攻め上がっていたように思います。
・このような細かい歪みがクオリティーを落とすトップの選手に空中戦という大きな武器がありながら、軸を作りたくないために選手特性が噛み合わず総合的に大きなマイナスを作っているのが今の五輪代表。特徴は理解しあっているように見える分勿体ない。
とりあえずA代表に繋がるトータルフット的な考えは捨てて、きっちり役割分担とプレー傾向を話し合ったほうがいいと思いますね。北京に行くためには。二列目の選手はどちらかが囮になって三列目が飛び出すとか、三人目が外に開くとか、等。
・前半は7−0−3かと思いました余談です。五輪チームの面々はこの手のチームには向きませんね。
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